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日本国の独立

最近の話題は安倍首相がデフレ脱却をして力強い日本にするため経済状況を見て増税を判断すると言っていたのに、増税を決断し批判が出始めていることだ。当初安倍総理を応援していた経済評論家もあきれ返っている。そして、これまで安倍総理を応援している者たちの中からアンチ安倍に転向している者がいるという話が出始めているからただ事ではない。

チンピラ親父はまだ安倍総理を応援する。TPPや増税の本質は実は根深いものがあると怪しんでいるからだ。それは、資本主義社会や民主主義社会といった制度そのものの欠陥から派生する事象であり、最終的には人間の生き方とは何ぞやという根本まで遡ってしまうものだと思っている。

チンピラ親父は自分も含めた多くの日本人が金銭的な損得勘定で生きているように見える。日本は大東亜戦争で敗戦し、未だ米国の占領下にあることを忘れてしまっているように感じる。日本国は決して独立国ではない。

そういった意味で安倍総理は(独立国にするために=チンピラ親父の独断と偏見?)軍隊を持つ、そのために憲法を改正すると考えているのだから私は正しいと思うし、ぜひ実現してもらいたい。そのためにTPPや消費増税、その他こまごまとしたものが意に反して必要なのだというならやむなしとする。

さて、日本には独立国になるチャンスが2回あった。それは昭和34年(60年安保)と昭和45年(70年安保)の二度にわたる安保闘争である。60年安保は大衆の支持を得たが失敗。70年安保は左翼の分裂や暴力的闘争で国民の支持をなくし失敗している。この時代は、明治、大正、昭和生まれが渾然一体となって国体を築いていた時代であり、強い日本国があった。残念ながら、独立国家にはなれなかった。しかし、その力は何を隠そう東京オリンピック開催の原動力へ向けられた。それは戦後からの日本国復興の原動力と同じものであり、間違いなくこの時代の人々によって形成された力であるに違いない。

ところが、日本は欧米先進国を手本とし日本の精神文化から遠のき、偽りの自由=民主主義、偽りの経済=資本主義社会の道を歩み始めた。汗した労働の対価によることなく、口先三寸でぼろもうけをする輩であろうと、資産を増やしたものが偉いという誤った考えを持ち始めた。このあたりに、大きな誤りがある。オレオレ詐欺が登場したのも同じ背景だと怪しんでいる。

「在日特権を許すなデモ」なども問題になっているが、日本国が独立国として存在するならば、一挙に解決しうる問題であるはずだ。日本人は欧米国家の真似をして、その結果として精神を抜き取られている。だからこそ国家が衰退しはじめたに違いない。戦後教育とは日本人から精神を抜き取るための教育であり、見事に国家は骨抜きにされた。

多くの政治家、評論家達の議論がかみ合わないのは、日本が独立国なのかそうでないのか、はっきりとした認識を持っていない者が多いからではないかと怪しんでいる。

敗戦後の日本は独立国家ではないのだ。その認識が多くの日本人に欠けている。だからこそ、安倍総理の存在価値は憲法改正にある。歴代政権にはなかったことである。安倍総理が日本を独立国家にするために憲法改正をしようとするならば、チンピラ親父は応援を続けたい。




ちなみに今は語られることも少なくなった昭和天皇の玉音放送の全文をコピペした。

      http://homepage1.nifty.com/tukahara/manshu/syusensyousyo.htm


原 文   
朕深ク世界ノ大勢ト帝國ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ收拾セムト欲シ茲ニ忠良ナル爾臣民ニ告ク
 
朕ハ帝國政府ヲシテ米英支蘇四國ニ對シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ
 抑ゝ帝國臣民ノ康寧ヲ圖リ萬邦共榮ノ樂ヲ偕ニスルハ皇祖皇宗ノ遺範ニシテ朕ノ拳々措カサル所曩ニ米英二國ニ宣戰セル所以モ亦實ニ帝國ノ自存ト東亞ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ他國ノ主權ヲ排シ領土ヲ侵スカ如キハ固ヨリ朕カ志ニアラス然ルニ交戰已ニ四歳ヲ閲シ朕カ陸海將兵ノ勇戰朕カ百僚有司ノ勵精朕カ一億衆庶ノ奉公各ゝ最善ヲ盡セルニ拘ラス戰局必スシモ好轉セス世界ノ大勢亦我ニ利アラス加之敵ハ新ニ殘虐ナル爆彈ヲ使用シテ頻ニ無辜ヲ殺傷シ慘害ノ及フ所眞ニ測ルヘカラサルニ至ル而モ尚交戰ヲ繼續セムカ終ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招來スルノミナラス延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ斯ノ如クムハ朕何ヲ以テカ億兆ノ赤子ヲ保シ皇祖皇宗ノ神靈ニ謝セムヤ是レ朕カ帝國政府ヲシテ共同宣言ニ應セシムルニ至レル所以ナリ
 
朕ハ帝國ト共ニ終始東亞ノ解放ニ協力セル諸盟邦ニ對シ遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス帝國臣民ニシテ戰陣ニ死シ職域ニ殉シ非命ニ斃レタル者及其ノ遺族ニ想ヲ致セハ五内爲ニ裂ク且戰傷ヲ負ヒ災禍ヲ蒙リ家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ朕ノ深ク軫念スル所ナリ惟フニ今後帝國ノ受クヘキ苦難ハ固ヨリ尋常ニアラス爾臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ知ル然レトモ朕ハ時運ノ趨ク所堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ萬世ノ爲ニ太平ヲ開カムト欲ス

朕ハ茲ニ國體ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ若シ夫レ情ノ激スル所濫ニ事端ヲ滋クシ或ハ同胞排擠互ニ時局ヲ亂リ爲ニ大道ヲ誤リ信義ヲ世界ニ失フカ如キハ朕最モ之ヲ戒ム宜シク擧國一家子孫相傳ヘ確ク神州ノ不滅ヲ信シ任重クシテ道遠キヲ念ヒ總力ヲ將來ノ建設ニ傾ケ道義ヲ篤クシ志操ヲ鞏クシ誓テ國體ノ精華ヲ發揚シ世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ爾臣民其レ克ク朕カ意ヲ體セヨ

 
 (口語訳(編者))
 私は、深く世界の大勢と日本国の現状とを振返り、非常の措置をもって時局を収拾しようと思い、ここに忠実かつ善良なあなたがた国民に申し伝える。

 私は、日本国政府から米、英、中、ソの四国に対して、それらの共同宣言(ポツダム宣言)を受諾することを通告するよう下命した。

 そもそも日本国民の平穏無事を図って世界繁栄の喜びを共有することは、代々天皇が伝えてきた理念であり、私が常々大切にしてきたことである。先に米英二国に対して宣戦した理由も、本来日本の自立と東アジア諸国の安定とを望み願う思いから出たものであり、他国の主権を排除して領土を侵すようなことは、もとから私の望むところではない。
 ところが交戦はもう四年を経て、我が陸海将兵の勇敢な戦いも、我が多くの公職者の奮励努力も、我が一億国民の無私の尽力も、それぞれ最善を尽くしたにもかかわらず、戦局は必ずしも好転していないし、世界の大勢もまた我国に有利をもたらしていない。それどころか、敵は新たに残虐な爆弾(原爆)を使用して、しきりに無実の人々までをも殺傷しており、惨澹たる被害がどこまで及ぶのか全く予測できないまでに至った。
 なのにまだ戦争を継続するならば、ついには我が民族の滅亡を招くだけでなく、ひいては人類の文明をも破滅しかねないであろう。このようなことでは、私は一体どうやって多くの愛すべき国民を守り、代々の天皇の御霊に謝罪したら良いというのか。これこそが、私が日本国政府に対し共同宣言を受諾(無条件降伏)するよう下命するに至った理由なのである。

 私は、日本と共に終始東アジア諸国の解放に協力してくれた同盟諸国に対しては遺憾の意を表せざるを得ない。日本国民であって前線で戦死した者、公務にて殉職した者、戦災に倒れた者、さらにはその遺族の気持ちに想いを寄せると、我が身を引き裂かれる思いである。また戦傷を負ったり、災禍を被って家財職業を失った人々の再起については、私が深く心を痛めているところである。
 考えれば、今後日本国の受けるべき苦難はきっと並大抵のことではなかろう。あなたがた国民の本心も私はよく理解している。しかしながら、私は時の巡り合せに逆らわず、堪えがたくまた忍びがたい思いを乗り越えて、未来永劫のために平和な世界を切り開こうと思うのである。

 私は、ここに国としての形を維持し得れば、善良なあなたがた国民の真心を拠所として、常にあなたがた国民と共に過ごすことができる。もしだれかが感情の高ぶりからむやみやたらに事件を起したり、あるいは仲間を陥れたりして互いに時勢の成り行きを混乱させ、そのために進むべき正しい道を誤って世界の国々から信頼を失うようなことは、私が最も強く警戒するところである。
 ぜひとも国を挙げて一家の子孫にまで語り伝え、誇るべき自国の不滅を確信し、責任は重くかつ復興への道のりは遠いことを覚悟し、総力を将来の建設に傾け、正しい道を常に忘れずその心を堅持し、誓って国のあるべき姿の真髄を発揚し、世界の流れに遅れを取らぬよう決意しなければならない。
 あなたがた国民は、これら私の意をよく理解して行動せよ。




「日本国民の平穏無事を図って世界繁栄の喜びを共有すること(代々天皇が伝えてきた理念)をよく理解して行動せよ。」

日本人は天皇陛下のこの言葉をすっかり忘れてしまったようである。日本人の存在の意義の原点はここにあらねばならないと思っている。だからこそ、独立国家として日本の復興を成し遂げなければならないのである。

独立国家へ向けた憲法改正をあきらめない限り安倍総理を応援しても間違いではないに違いない。

[KHD]
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